made by lucas

ハンドメイドしたものをお絵かきしながら紹介します。

『麻ひもで編むバッグ』より長編み交差のビッグバッグ②

こんにちは

 

前回に引き続き、朝日新聞出版『麻ひもで編むバッグ』より、橋本真由子さんがデザインした長編み交差のビッグバッグを紹介します。

この前は使い心地や使用した材料などを紹介しました。

今回は制作時に思ったこと、そして麻紐は手強いので、制作の注意点を中心に記事を描いていきます。これから麻紐で何かを作りたいと考えている方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。

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ビッグバッグ制作小話

麻紐はとっても硬いです。

編み物をする上で、網目を綺麗にみせるために糸を引き締めながら進めていくことが大事なのですがこの引き締めるのに力が入ります。

制作する上で、他の方のブログで麻紐は硬くて引き締めるのが大変と聞いていたのですが、まさか手を痛めるほどとは…

1週間でカゴ部分は編み切れたのですが、手が痛すぎて持ち手まで編むことができませんでした。腱鞘炎になりかけてたと思います。

結局2週間お休みして、さらに2週間かけてやっと持ち手部分を編むことができました。

その他にも、麻紐の特性上、紐を作る時に必要な油が手について茶色くなったり、細かい繊維が飛散して服についたり鼻が痒くなったりと弊害がいくつかありました。

私は気がついてから対策をしていったので苦労したのですが、これから編む方は以下のことを準備して臨まれることをお勧めします。

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書きたいことが多すぎて、細かくなってすいません><

①手袋②マスクは必須です。家にあるもの、100均の物でいいので用意してください。

③編み針「Amure」と書きましたが、ゴムの持ち手がついた、とにかくグリップがしやすいものを必ず使用してください。

実は制作当初、家にたまたまあったグリップのない金属製のかぎ針を使用していました。しかし、麻紐が硬すぎて1日で手が痛くなり、紹介した「Amure」を急遽購入したのです。

それでも痛みは軽減する程度で、長時間編めば手が痛くなります。それでもグリップがないものに比べれば数倍編みやすかったです。

少々出費にはなりますが、グリップ付きのものを購入することを強くお勧めします。

 

◎総評(☆5がMAXです)

難易度☆3つ・・・紐は硬いですが、やることは繰り返しなので覚えれば簡単です

完成度☆4つ・・・編み模様は本当に可愛い!クオリティーは高いです

根性必要度☆5つ・・・手が痛い!硬い!編みづらい!何度も投げ出したくなります

          私史上最強に大変でした

実質かかった時間:1日5時間 X 14日くらいだと思います

コメント・・・しっかり準備をして、休み休み作れば楽しく制作できるはず…

できればもう少し小さい作品を作って、麻紐の具合を把握した方が良かったと思います。

私は一気に作り上げてしまいたいタイプなので、より手を痛めやすかったと思います…他のもの(アクセサリーなど力のいらないもの)と同時並行で制作した方がよかったかな。

 

使用道具

先ほど紹介したかぎ針です。私は8号のかぎ針を使いました。


Clover カギ針「Amure:アミュレ」 〈8 0号〉

他のサイズとのセット売りもあります。

これからたくさんかぎ針で編みたい人はセットを(その方が少しお得)、麻紐だけチャレンジされたい方はこちらをお勧めします。

 

書籍紹介

今回使用した書籍です。


麻ひもで編むバッグ

ビッグバッグはこの本の中で一番大きい作品でした。

もっと小さいカバンを、今度はカラージュート(色付きの麻紐)を使って編んでみたいです。 

 

 最後にお写真も。

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出来上がりには非常に満足してます。

 

次回は雑記で、私がヘビーユーズしてるレシピ本を紹介します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

Lucas

 

※画像の無断転載は禁止しています。

『わたしの好きな、ミニマルな10着』より半袖シャツ②

こんにちは^^

 

前回に引き続き、平真美さん著の『わたしの好きな、ミニマルな10着』より、半袖シャツの制作記を掲載します。

 

本題に入る前に、作成当時の私の洋裁レベルをお伝えさせてください。

ミシン歴:4ヶ月

ミシンで作成した物の数:8個(エコバッグ3つ、ズボンの裾上げ1回、カーテンの裾上げ3つ、ティッシュ入れ1つ、ゴムの簡単スカート1着)

型紙を使った洋服は初めてです。初心者に毛が生えたくらいのレベルとお考えください。その上で制作記をお読み頂ければと思います。

 

こちらのシャツは5月から作り始めて、7月初旬に完成しました。 

今回熱量をかけたのは、①シャツの襟付けと②ボタンホールです。

①シャツの襟付け

その名の通り、シャツに襟をつける作業だったのですが、一回のミシンがけで両面仕上げなけれなりません。つまり、私がミシンをかけながら見ている表面だけでなく、見えない裏面も気にしながらでないと美しく仕上がらない、ということです。

実際に1回目は表のことしか考えて縫わなかったので、裏の縫い目が汚くなり大失敗。全て解いてやり直しをしましたが、2回目も失敗してやり直し、3度目の正直でなんとかできましたが、ミシンがけに緊張して寿命が縮みました。

②ボタンホール

ボタンを入れる穴は、ミシンでも作れるのですが、私のミシンではできなかったので、手縫いで作りました…。ボタンホールの部分は布が3重になっているので、針がなかなか通らず指が痛かったです…なぜ私は指ぬきを買わないのでしょうか。 

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半袖シャツ制作小話

そんなこんなで完成したので、今回の総評をします。

難易度☆3.5つ・・・上級よりの中級レベルに感じました

完成度☆4つ・・・デザインがいいので普段使いできる完成度です

根性必要度☆3つ・・・それなりに根気よくやればできます

実質かかった時間:型紙〜裁断3日、ミシン4日、ボタンホール3日

◎総評・・・根性があれば初心者でもできると思います

完成した時は泣くほど嬉しかったです。ハンドメイドの苦労した分だけ完成が嬉しいのが大好きです。 

今回はお写真も撮ってみました。 

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これから袖を通すのが楽しみです。 

 

書籍紹介

今回紹介した半袖シャツはこちらの本から作らせてもらいました。


わたしの好きな、ミニマルな10着 シルエットにこだわった10のパターンとアレンジ
 

 半袖シャツ以外に掲載されてるお洋服も綺麗でかわいいものがたくさんあります。

次はテーパードパンツを東欧のリネンで作りたいと考えてます。

こちらも作成しましたら紹介します。

 

次回は夏らしい麻紐で編んだビッグバッグを紹介します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

Lucas

 

※画像の無断転載は禁止しています。

『わたしの好きな、ミニマルな10着』より半袖シャツ①

こんにちは^^

 

今回は、平真美さんの『わたしの好きな、ミニマルな10着』より、半袖シャツを作ってみたので2回に渡ってご紹介します。

本記事では、完成品を着て思ったこと、使用した生地について、次回は制作小話と書籍の感想を書きたいです。また、次回は実際の写真も載せられたらな、と考えています。

 

それでは、早速ですが紹介してまいります。

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『私の好きな、ミニマルな10着』より半袖シャツ

形が非常に上品で、とても綺麗な形になってます。

こちらは制作したものですが、今まで購入して着たシャツよりも綺麗です。(縫い目は既製品の方が綺麗ですが)

私はジーンズをよく履くので、それに合わせることが多いですが、紹介している書籍ではまた違ったコーディネートをしていて、何にでも合わせやすい一着だと思います。

また、何度も言うようですが、形が綺麗なのでちょっとしたお呼ばれやお食事会にも着ていけます。もちろん普段着としても可愛いく、非常に汎用性が高く感じました。

布地は可愛らしい印象にしたかったので、コットンこばやしさんの花柄ブロードを使用しました。襟だけ白のオックス布地を使って、レトロな印象にしてます。

また、書籍のように白のブロードやオックスフォード一色で作ると、より形の美しさが強調されると思います。気になる方は、Amazonでこちらのシャツのサンプルページを確認できるので、ぜひ見てみてください。

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コットンこばやしさんの布地の柄ですが、今回はこんな感じのものを使いました。
黄色と緑のベースに赤や青が入って可愛いらしいです。

ただ、こちらの布を購入したのがだいぶ前なので、同じものは販売してないかもしれません。他のコットンこばやしさんの花柄ブロードも可愛いので、同じように作りたい方は他の柄もぜひ見てみてください。

布は日暮里のtomatoさんで、約600円/mで購入しました。

実は最初、リバティーの花柄を使用しようと思っていたのですが、ミシン歴4ヶ月の私が初めて服を作るのには高いし(参考程度に、リバティーは約3000円/m)、布ももったいないことになりかねないと思い、こちらにしました。結果としてはデザインも好みのものだったし、気軽に着れるのでコットンこばやしさんにしてとても良かったです。

リバティーはもう少し腕が上がってから使ってみたいです。

半袖シャツに戻りますが、作りもとってもしっかりとしていました。

袖はバイアス布で強度を持たせている感じがします。

そして、通常のシャツと違い、前身頃、後ろ身頃、側面と4面になる作りになっています。これが半袖シャツを綺麗に見せているのでしょうね。

ボタンホールは、ミシンに機能がないため手縫いで縫いました…かなり手間がかかりましたが、この辺りの話はまた次回に話したいと思います。

 

書籍紹介

今回紹介した半袖シャツはこちらです。


わたしの好きな、ミニマルな10着 シルエットにこだわった10のパターンとアレンジ

Amazonのリンクになっています。

Amazonからは書籍の中身が数ページ見られますので、ぜひ見てみてください。

今回ご紹介したシャツもサンプルで見ることができます。

 

それでは、次回は月曜日ごろ更新予定です。

本日も読んでいただきありがとうございました。

 

Lucas

 

※画像の無断転載は禁止しています。

タッセルのカゴバッグ②

こんにちは^^

 

今回のブログでは、前回紹介したカゴバッグに使用した材料と、タッセルの作り方を紹介します。

 

早速ですが、使った材料は以下の通りです。

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タッセルのバッグ材料

カゴ本体はラフィアという、ヤシの木の葉を乾燥させて作った繊維を使用しております。

飾り付けには、リボン、コットン糸のタッセル、毛糸のポンポンを使いました。

飾り付けの材料はなるべくコストを抑えてますが、安っぽくならないように気をつけました。

 

こだわったポイントとしては、リボン部分は面積が広く光沢感のあるものだと野暮ったく見えると思ったので、グログランリボンにしました。

(グログランリボン・・・たて糸に細い糸、よこ糸に太い糸を使うことで横方向に畝ができたリボン。リボンの横方向に対して、縦に縞模様があるように見えます。)

リボンとタッセルが黒なので、アクセントに毛糸(ポリエステル製)のポンポン飾りを作りました。

ポンポンは100円のポンポンメーカーを使用してます。

とっても簡単にポンポンができるので、冬になったらワインレッドやカーキの毛糸でポンポンアクセサリーを作ってみたいと思います。

さて、このかごバックは母へのプレゼントにしたのですが、ポンポンが可愛すぎてしまうかもしれないので付け外しができるようにしています。

ポンポンアクセサリーはスレッドコードを毛糸で作って、そこにポンポンを縫い付けて作りました。

かご部分は、ラフィアを手で編んで作っています。

本物のラフィアなので、とってもいい香りです。編んでる最中もお部屋がいい香りに包まれて、癒されました^^

 

タッセルですが、簡単に作り方を紹介します。

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タッセルの作り方

こんな感じで、タッセル用の金具などは使わず、実質糸だけで作りました。

私は厚紙を使ってタッセルを作りましたが、後から知ったのですが、今はタッセルメーカーという物があります。

たくさん作ったり、いろんなサイズのタッセルを制作する場合は、タッセルメーカーというものを使用した方が便利そうですね。

厚紙だと、たくさん作っていると紙がヨレてしまって均一に作りづらかったです。

その点でも、タッセルメーカーはしっかりしているので、次回からは使用してみたいです。

 

糸は夏っぽさを出したかったので、ざっくりとした毛束感が出せるレース編み用のコットン糸を使いました。

一般的なタッセルのサラサラのシルクのような質感にする場合は、刺繍糸を使うことをお勧めします。

 

完成までにひと月半くらいかかりましたが、出来上がりには大満足で、母にも喜んでもらえました!

機会があれば自分用にも一つ作ってみたいです。

 

次回は金曜日に更新予定で、6月に尋ねたベトナム・ダナンの旅行記をあげます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

Lucas

 

※画像の無断転載は禁止しています。


タッセルメーカー スモール 58-781 (ネコポス可)
 

タッセルのカゴバッグ①

こんにちは

梅雨空が続いていますが、いかがお過ごしですか。

 

今回と次回は2018年9月に作った、タッセルのカゴバッグを2回に渡って紹介します。

第一回目は概要と制作小話を、次回は使用した材料とタッセルの作り方を掲載します。

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もともと母が1/5まで編みかけて置いていたものを引き継いで完成させました。

飾りがなくてもシンプルで可愛かったのですが、色々手を加えたくなり、このようなデザインになりました。

絵の中ではシンプルなワンピースと組み合わせていますが、ジーパンとTシャツのようなカジュアルな格好でも使えます。

 

そして制作小話ですが、いきなりコーナー始めます。

「るかのど☆根性」です。ここからはゆるく進行します。

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制作小話

指が本当に痛かった…。

細めの針をグログランリボンとラフィアに刺すのに、力を入れる必要があり、それで手が痛かった覚えがあります。

ここまでサクサク進めていましたが、一気に時間のかかり方が変わりました。(制作に1ヶ月くらいかかったのですが、その半分以上の時間をかけた覚えがあります…。)

でも可愛い子を育てるのに手がかかるように、作品作りも手がかかるほどよくできて、うまくいきます。

ハンドメイドはかけた手間や時間に合わせて素敵に仕上がるので、どれだけ根気よく作れるかだなあ、と思う今日この頃です。

この作品もリボン部分に時間と手間をかけたため、よれたり、波打ったりせずにつけることができました。今考えると、グルーガンでもよかったのかな、とも思いますが、縫うことで少し品が出た気がします。

とはいえ、カバンを手縫いするのに指ぬきがなかったのは大失敗でした。(というか途中で買えばよかった)

 

次回の更新では、使用した材料とタッセルの作り方を紹介します。

 

 

Lucas

 

※画像の無断転載は禁止しています。


clover クロバー レザー指ぬき